船乗りの仕事がきつい理由はなにか?現役船員のリアルな仕事の悩み。

船員の仕事と給料の話

船乗りの仕事は何がキツいのか?

船乗りとは・・・

船乗りとはそのまま船中で働く人なんですが、

船にもガット船やタンカー船、車両船、など色んな種類がアります。

 

結論からいうと

船にもよります

これは、僕の知り合いに聞いた話と僕の経験で話させて貰うんですけど全部の船の仕事がキツいと言ったらそうでもないです。

仕事的には積んだ荷物を目的地で降ろす作業が中心で、航海中は見張り業務や船のメンテナンスなどの仕事が多くムヅカシイ仕事では無いと思います、覚えてしまえば後はそんなに変りません。船乗りは体が資本になり、よって船乗りは肉体労働が基本です。

では、なにが船乗りの仕事がキツイのかなんですが要因はイロイロあると思います。

要因を挙げていくと

  • 運行状況によっては長時間勤務
  • 相性が悪い人と乗ると精神的にキツい
  • 陸上会社員と比べたら年間休日が少ない
  • ほぼ陸上に上がれない
  • 給料が乗船中と休暇中で変動

などでしょうか。。。

順に解説していこうと思います。

1 運行状況により仕事の時間がきまる

船は上で話したとおり荷物を港から港に運ぶのが主な仕事なんですが、船は24時間動いてるので甲板だとワッチ「見張り」がありワッチ後に船を着けてスグ荷役作業とかいうときもあるんですけど、その時はワッチの順番にもよりますが4時間しか休めず、すぐ荷役作業もある時もあるので休めません。

荷役の時間や着桟の時間などで休憩時間なども毎日変るのでなかなか、規則正しい生活を乗船中に送るのはキビシイです。

ワッチ~着桟~荷役~離桟までの時間が長いときで20時間を超えることもあります。希ですけどね。

基本的に、甲板も機関士も4時間の交代制で仕事をしてるんですけど、上記の荷役時間が入ってくるのでだいぶ時間が不規則です。

逆に、航海が長いと荷役作業がない分自由時間も増えて休めます。

2 船内での人間関係

これは、船員のいつもの悩みですね。

陸上でも職場の人間関係には悩まされてると聞きますが船乗りも一緒です。

で、この船乗りの人間関係が一番、離職率が高い。

船では陸上と違い24時間仕事もプライベートも他の船員と一緒なのでその区別がムヅカシイです。ここが陸上との決定的に違うところで、この船員の人間関係がうまくいかなかったらその船では多分やっていけません。

アドバイスとしては辞めた方がいいと思います。。。

どんなに相性が合わなくても毎日同じ空間にいるわけなので気が狂ってきます。

仕事上のイジメやパワハラも問題です、例えば仕事開始時間を教えて貰えなかったり仕事の教え方がみんな言うことが違ったりして

例えば、ある日一人の上司に教えて貰いそのやり方でやってると他の上司がやり方が間違ってるとかいきなり怒られることもあり、その人に「こう教えられました」とかいうと、口答えするなとか言われたり理不尽に怒られたりすることがありますが、

本当だと、そんなことがあった場合は上職に就いてる人たちが割って入ったりするのがいいとおもうんですが、そんな船にかぎって上職の人たちが一番タチが悪かったりもします。

僕は、陸上でも船でもどちらも働いたことがあるんですが偏見からで申し訳ないんですけど陸上の人たちよりも船員の世界はクセが強い人が多い気がします。

こういった理由が船乗りの仕事がキツいという事になってる気がします。

今では、船員不足で船員を確保しないと船が回らないためイジメやパワハラを禁止にして厳しく対応する会社も以前より増えてきましたから、こういう行動が広まればもっと船乗りになる人が増えてくるんだろうなとおもいます。

3 陸上の会社員から比べると年間休日が少ない

陸上の平均年間休日は120日くらいとされてますが、船の場合も一応陸上と変わりないくらいで取れるとされてるんですが。。。建前上ですけどね。。。

船員は今、船員不足で交代者がいないのでほぼ3~4ヶ月は乗船してる船がほとんどではないかな、とおもいます。

僕が船員になった頃から3ヶ月乗船の30日休暇だったので、年間90日くらいの会社が多いと思います。

休暇も最初の1週間はダラダラ過ごし最後の週は会社の乗船連絡の電話におびえる日々です。

4 ほぼ陸上には上がれない

乗船中は仮バース以外、司厨長を除いてほとんど陸上には上がれません。

荷役作業時は船の甲板で作業するし、ほとんど船からおりれないので買い物も好きなときに行けないのも辛いですね。

司厨長は船員の食料の買い出しで荷役中に買い出しに行くことが出来るのでその時に私物を無理尾内範囲で頼むことが出来るのですが、荷役時間が短いとあまり頼めないので我慢するしかありません。

なので、船員は仮バースの時に買いだめしますがいつ仮バースがあるか分らないので陸上と同じようには生活が出来ないのでそこがキツいかもしれませんね。

なれればたいしたことでもないんですが。。。

5 給料が乗船中と休暇中で変動する

これ、結婚してたりしたら何気にキツいですね。

普通は陸上ではあまり見られない給与体系じゃないかと思います。

なぜ、そんなことになるかというと、乗船中は残業手当とか乗船手当など手当がイロイロつくのに対して休暇中はその手当があまり付かず、給料締め日前に休暇になると日割りになったりするので変動があります。

変動も会社によってはバラバラで休暇中は基本給のみの会社もあるし、日割りにしてたりすると休暇中も乗船時より若干少ない額面になるかの違いがあるんで、この給料のばらつきがなかなかキツいこともあります。

結婚してると、急な出費があったりする場合が独身時代よりも多くなるのでなんかあったときのためにも貯金を余分にしておかないと行けない気がします。

しかも、乗船中は船員の水道光熱費、食費は掛からないので家系の負担はないんですけど

休暇で帰宅すると大人一人分の生活費が掛かるわけですよね。

そして、休暇中は給料が下がるので帰ってくると余計出費がかさむので結構キツいです。

陸上のように船員も同じ給料が固定されてるならいいんですがね。。。

6 まとめ

いかがでしょうか?

今日は船員の仕事がなぜキツいかの理由を書かせて貰いましたが、正直にいって船員の仕事がキツいと思う理由は人それぞれだと思います。

お金は使うところがあまりないので、

お金を貯めるにはもってこいの職業だと思いますが、3ヶ月間船に拘束されるので陸上の会社員と比べると自由がなさ過ぎて辛くなることも船員の仕事がキツいという要因にもなってるんではないかなと思います。

もし、自分が将来やりたいことや叶えたいことがあるなら船員になりお金をためて好きなことをするのもいいと思います。

ただ、船員の仕事は体力面よりも精神面の方が大事だと思います。

 

 

 

 

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